グリーンインフラの時代、造園が“地域のインフラ”になる2026.01.23
1| いま、造園の仕事が増えている理由
近年、豪雨・猛暑など気候変動の影響が身近になり、「自然の力で水害や暑さをやわらげる」取り組み=グリーンインフラが全国で注目されています。国土交通省は官民連携のプラットフォームを設け、社会実装を後押ししています。(国土交通省)
また、生物多様性を回復させる“ネイチャーポジティブ”の流れの中で、2030年までに陸と海の30%を保全する「30by30」が掲げられ、企業や地域の行動も加速しています。(環境省ポリシー)
2|地方の小規模造園会社だからできること
大手には大手の強みがあります。一方で、地域密着の造園会社には「現場で、早く、細かく」動ける強みがある。グリーンインフラは、実はその強みと相性抜群です。
- 雨を“流す”から“受け止める”へ:雨庭(レインガーデン)、透水性舗装、植栽帯の改良で、街の浸水リスクを下げる
- 暑さを“逃がす”緑:街路樹・公園・学校の緑陰づくり、芝生化・樹木の更新でヒートアイランドを緩和
- 里山・河川・農地の手入れ:放置林や竹林の整備、水辺の植生管理で、景観と防災と生きものを同時に守る
- 維持管理こそ価値:つくって終わりではなく、剪定・更新・土壌管理で機能を育てる(ここが造園の専門性)
亀岡市でも「水と緑」を軸に、市民主体の活動やネットワーク化を目指す計画が示されています。地域の合意形成や、日常の手入れが鍵になる分野です。(亀岡市公式サイト)
3|仕事は“庭づくり”から“地域づくり”へ
これからの造園は、個人邸の庭はもちろん、公共空間・企業敷地・観光動線・学校教育といった領域とつながっていきます。
たとえば、
- 公園改修:遊具+緑陰+雨水浸透を一体で考える
- 企業緑地:ESG・生物多様性の文脈で「管理の見える化」や自然共生サイトへの挑戦も視野に
- 河川周辺:治水・親水・景観・生態系を両立する植生計画と維持管理
- 住宅外構:在来種の植栽、土壌改良、雨水利用で“強い庭”をつくる(暮らしの防災)
環境省は「自然共生サイト」認定制度を進め、令和6年度までに328箇所を認定したと発表しています。(環境省)
“緑を増やす”だけでなく、“緑の価値を証明する”ところまで、造園の活躍領域が広がっています。
4|業界の未来展望:造園は、なくならない。むしろ高度化する
人口減少で工事が減るのでは?と不安に思う人もいるかもしれません。でも実際は、インフラの老朽化や災害の激甚化の中で、「コンクリートだけに頼らない選択肢」として、自然を活かす設計・施工・維持管理の需要が増えていきます。国土交通省も、ネイチャーポジティブやカーボンニュートラルの潮流を踏まえた推進戦略を掲げています。(国土交通省)
必要になるのは、木を切る技術だけではありません。土を読む力、植物の選定、現場の安全、地域との対話、そして“継続的に育てる”視点。造園は、「経験」が武器になる専門職です。
5|ここで働くと身につくこと(山一造園の強み)
小規模チームは、一人ひとりの守備範囲が広いぶん、成長スピードが速い。現場を回す段取り、見積もり、提案書づくり、役所・協力会社との調整まで、「職人+α」の力が自然と身につきます。
- 植栽の“設計”と“施工”を両方理解できる
- 維持管理で樹木の変化を追い、判断力がつく
- 現場写真・簡易図面などで、伝わる資料をつくれる
- 土木・建築と協業し、総合的に考える癖がつく
5|採用メッセージ:亀岡で、自然と暮らしをつなぐ仲間へ
私たちが求めているのは、最初から完璧な職人ではなく、「自然が好き」「体を動かすのが好き」「地域の役に立つ仕事がしたい」人です。剪定や外構だけでなく、雨水・暑熱・生物多様性まで含めた“地域のインフラ”としての緑を、一緒につくっていきませんか。
- 現場で確かな技術を身につけたい
- 設計や提案までできる人材になりたい
- 10年後も誇れる仕事をしたい
グリーンインフラの広がりは、地方の造園会社にとって大きなチャンスです。
亀岡の風土に根ざしながら、次の時代の「緑の仕事」を一緒に育てましょう。
まずは現場見学やカジュアル面談からでも大丈夫です。
「こんな働き方はできる?」「未経験でも大丈夫?」など、気になることを遠慮なく聞いてください。




